泌尿器科の疾患について(ページ2)

前立腺癌

全く無症状であったり、前立腺肥大症に似た症状がみられます。
進行した場合には骨に転移し、痛みで見つかることもあります。
血液検査(前立腺特異抗原PSA)により早期発見が可能です。
前立腺癌の疑いがある場合には針生検を行い、診断します。
治療法には手術、放射線治療、内分泌(ホルモン)治療があります。
 

膀胱癌

多くは尿が赤くなる血尿で発症しますが、無症状のこともあります。
特に、痛みなどの症状がなく、血尿が出る場合には膀胱癌の可能性が高いので、すぐに泌尿器科を受診する必要があります。
尿検査、超音波検査を行い、膀胱癌の疑いがある場合には膀胱鏡(内視鏡)検査を行います。
初期であれば内視鏡治療(経尿道的膀胱腫瘍切除術)により根治できます。抗癌剤の膀胱内注入療法による治療、再発予防が必要な場合もあります。
進行している場合には膀胱全摘術が必要となります。膀胱を摘出した場合、人工
肛門のようにお腹に袋を付けて尿を貯める方法が一般的ですが、当院では小腸を用いて膀胱を再建する回腸新膀胱造設術を行っています。
転移がある場合には抗癌剤治療が必要となります。
 

腎癌

血尿がみられることもありますが、最近は人間ドック等の超音波検査で見つかる場合が多くなっています。
超音波検査、CT検査で診断します。
治療は手術により腎臓を摘出します。当院では腹腔鏡による低侵襲な治療を行っています。
転移がある場合にはインターフェロン、IL-2療法を行います。
 

精巣(睾丸)腫瘍

精巣が大きくなることで気付きます。
通常、痛みはありません。
10〜20代の若い男性に発症しやすい傾向があります。
多くは悪性腫瘍(癌)で、進行が早いのですぐに泌尿器科を受診する必要があります。
早期であれば精巣を摘出することで治癒しますが、進行している場合には抗癌剤の投与が必要となります。
 

陰嚢水腫

陰嚢内に水が溜まり、陰嚢が大きくなります。
良性の疾患です。
根治には手術が必要です。
 

包茎

包皮(陰茎の皮膚)が余剰で、亀頭が露出しない状態です。
手術により包皮を切除します。
 

勃起障害(ED)

何らかの原因により勃起が起こらない状態です。
内服治療により改善が期待できます。
 

泌尿器疾患の主な症状

頻尿(トイレが近い)
残尿感
尿意切迫感
血尿
陰茎の痛み
背中の痛み
勃起障害(ED)
 

尿が少ない
排尿時の痛み
尿失禁(尿もれ)
膿が出る
陰嚢(睾丸)の腫れ
発熱


名古屋市中村区 増子記念病院

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